富山の蒲鉾 天野屋蒲鉾店 |
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富山の細工蒲鉾は、古くから結納、結婚披露宴など、おめでたい席には欠かせない引き出物として愛用されています。 祝い蒲鉾の起源は、明治時代に入ってからで、加賀藩の時代からの伝統的な祝い膳の一部が進化したものです。富山の蒲鉾のもう一つの特徴は、板に乗っていない巻き蒲鉾ですが、これは北前船が北海道から運んだ昆布を巻いたのが始まりです。 そのあとで、形を合わせる意味で赤巻きが誕生したのです。 また、他の地域では「なると」が一般的ですが、富山では「うどん」には赤巻きが入ります。 食感としては、いわゆる小田原を始めとする「座り蒲鉾」と違い「もっちり」とした食感が持ち味なのです。お祝い、内祝いには大きな鯛蒲鉾がつけられる習慣が今も残っており、富山の豊かさの象徴としてのこの食文化を大切に守り続けて参りたいと思っております。 天野屋の蒲鉾の特徴は、魚材本来の持ち味を生かしながら造る富山の伝統的な手造り蒲鉾です。 今後とも皆様に愛される蒲鉾造りに日々精進してまいります。 故郷ならではの味な贈り物をどうぞご愛用ください。富山の蒲鉾 天野屋蒲鉾店
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